安全なパスワードの例|英数字記号の組み合わせ方
安全なパスワードの例とは、十分な長さ(できれば12〜16文字以上)があり、英大文字・小文字・数字・記号の4種類が混ざり、名前や誕生日など意味のある単語を含まないものです。ここで紹介するサンプルは仕組みを理解するための見本であり、そのまま使ってはいけません。表示された時点で「公開された文字列」になるため、必ずパスワード生成ツールで自分だけのものを作ってください。
安全なパスワードの例を見る前の3つの原則
個別の例を確認する前に、強さを決める3つの原則を押さえておきましょう。この原則さえ守れば、見た目が違っても同じくらい安全なパスワードを自分で作れます。
- 長さ:文字数が多いほど推測や総当たりに強くなります。最低でも12文字、重要なアカウントは16文字以上が目安です。
- 文字種の混在:英大文字(A〜Z)、英小文字(a〜z)、数字(0〜9)、記号(!、#、%、@など)の4種類を混ぜます。
- 意味を持たせない:名前・地名・誕生日・辞書に載っている単語を避け、規則性のない並びにします。
そのまま使わないための注意
これから示す文字列は、あくまで「構成の見本」です。公開ページに掲載された文字列は世界中から見られるため、実際のログインには絶対に使わないでください。安全なパスワードの例は、パターンを理解するための材料として眺め、実際に使うものは自分で生成するのが鉄則です。反対に避けるべき形は危険なパスワードの例で確認できます。
強い構成のサンプル(見本のみ)
次のサンプルは、4種類の文字が混ざり、意味のある単語を含まない構成です。長さと混在の感覚をつかむために利用してください。
- 16文字・4種混在の見本:7hQ!mv2Zx#pT9rK$
- 14文字・記号強めの見本:Fj4%wB8n@qL6z!
- 20文字・より長い見本:c3R#hn8W!qX5vP2$mZ7t
いずれも規則性がなく、読み方や意味がありません。逆に「Password1!」や「Tokyo2024#」のように、単語や年号に記号を足しただけの形は弱いと考えてください。文字種が4つ揃っていても、意味のある土台があると推測されやすくなります。
覚えやすさを両立する「パスフレーズ」の考え方
ランダムな文字列は安全ですが覚えにくいのが難点です。そこで役立つのが、無関係な単語を複数つなげるパスフレーズという発想です。関連のない語を並べて数字や記号を挟むと、長さを稼ぎつつ記憶の手がかりを残せます。
- 無関係な語を4つ以上つなぐ(例のイメージ:机・8・惑星・雨・記号)
- ことわざや歌詞など、他人が連想できる並びは避ける
- できあがったフレーズも、重要アカウントでは生成ツールの完全ランダムと併用する
作り方の手順をまとめて知りたい場合は安全なパスワードの作り方も参考にしてください。
使い回しをやめて管理する
どれだけ強いパスワードでも、複数サービスで使い回すと1か所の漏えいで全部が危険になります。1サービス1パスワードを徹底し、覚えきれない分はパスワードマネージャーに保存しましょう。二段階認証を併用すれば、万一パスワードが漏れても被害を抑えられます。
- サービスごとに別々のパスワードを設定する
- マネージャーに保存し、自分では覚えない前提にする
- 可能な限り二段階認証(2FA)を有効にする
よくある質問
安全なパスワードの例をそのまま使ってもいいですか?
いいえ。公開ページに載った文字列はすでに誰でも見られる状態なので、実際のログインには使わないでください。構成を理解したうえで、自分専用のものを生成して使いましょう。
パスワードは何文字あれば安全ですか?
最低12文字、重要なアカウントでは16文字以上が目安です。文字数が多いほど総当たり攻撃に強くなり、英数字と記号を混ぜることでさらに推測されにくくなります。
覚えられない場合はどうすればいいですか?
無理に覚えず、パスワードマネージャーに保存するのが安全です。マスターパスワードだけを強固に管理し、各サービスには生成した別々のパスワードを使いましょう。